今や名前を聞いたことがない方はいないと思われるほど、仮想通貨「ビットコイン」は有名な通貨といえるでしょう。一方で「仕組みが良く分からない」「信用できるのか？」と不安に感じる方も多いかもしれません。
今回は、世界初の仮想通貨「ビットコイン」に注目して、その登場が変えた世界について解説します。
世界初の仮想通貨「ビットコイン」とは？
ビットコインは世界で初めてブロックチェーンの技術を利用して作られた通貨です。仮想通貨というのは、実際の通貨のように財布に入れて持ち歩くようなものではないことを意味します。法定通貨と違い、中央銀行などの管理者が存在せず、国を介することのない分散管理型の暗号資産です。
ビットコインは2008年に発表された論文を基に作られたソフトウェアの公開と共に誕生し、2010年には最初の取引所が開設され、取引が始まりました。発行量が決まっていることが特徴で、法定通貨以上に価格変動し、2021年11月には日本円で1BTC＝約777万円という最高値を付けたことでも話題となりました。
世界初！仮想通貨専用ゲームプラットフォームの誕生
仮想通貨「ビットコイン」の登場はエンタメ業界にも変化をもたらしています。2014年に世界で初めて、仮想通貨専用のオンラインカジノが誕生しました。
仮想通貨を利用してプレイできるだけでなく、ビットカジノレビュー内で仮想通貨を購入できることも特徴のビットカジノは、キュラソー政府が発行するライセンスを取得して運営しているプラットフォームです。
近年、ビットカジノに追従するように仮想通貨を利用してプレイできるオンラインカジノが増えています。ビットコイン以外にもイーサリアムやテザー、ライトコインやリップルなど、主要な仮想通貨が決済方法として提供され、世界中で多くのユーザーが楽しんでいます。
また、仮想通貨以外にも銀行入金やクレジットカードが利用できるサイト、サイト内で独自の仮想通貨を利用できるところなど、さまざまな工夫が凝らされています。
世界初！ビットコインを法定通貨にする国が登場
2021年6月には、世界で初めてビットコインを法定通貨にする国が登場しました。中米のエルサルバドルです。1990年代まで続いた内戦の影響もあって、国民の7割が銀行口座を持っていない最貧国の一つともいわれています。ビットコインを法定通貨にすることで、多くの人が金融サービスにアクセスできるようにすることと、手数料の少なさから海外送金が増えることを期待されていました。
現状、エルサルバドルでのビットコインの普及状況は芳しくありません。その理由は、ビットコインの価格の不安定さに加え、元々の自国通貨に対する不信感があるようです。今後、通貨として世界に広まるためには、ビットコインの価格が安定することが必須の条件になることを示唆しているといえるかもしれません。
世界初の仮想通貨「ビットコイン」は未来を変えるのか？
ビットコインが誕生した当初よりも、ビットコインを始めとした仮想通貨の仕組みを理解している人は増えたことでしょう。エンタメ業界では、仮想通貨を利用してプレイできるゲームの人気が高まっています。また、メタバース空間ではNFTアートなど、ブロックチェーンの技術を利用した取引も盛んに行われるようになってきました。仮想通貨は世界共通の通貨として使える上、手数料なく自由に送金できるなど、使い方次第で高い可能性を秘めた技術です。今後、エンタメ界だけでなく、仮想通貨を利用できる場所が拡大することを期待してやみません。
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