COACHING DOJO編集部
2021.05.28 / 31 min read
この記事の監修者
濱崎 翔吾(銀座コーチングスクール認定コーチ)
東京大学経済学部経営学科。心理学や心理療法、チームビルディングなどについて学ぶ。スタートアップ数社でのインターン経験、Youtubeでの情報発信経験を経て、ステラー株式会社にジョイン。現在はコーチングを通して多くのクライアントの目標達成を支援している。
コーチングの真価をわかりやすく伝え、みなさんのコーチングとの”出会いの場”を創出いたします。
「不幸なわけじゃないけれど、人生を楽しんでいると胸を張って言えない」
「どこか退屈で、刺激が足りない」
「一度きりの人生をもっと楽しみたい」
本記事では、上記のような思いをお持ちの方に向けて、人生を楽しむための5つのマインドセットと7つの具体的な方法をご紹介します。人生の楽しみ方が学べる名言や書籍のご紹介に加え、コーチングを受けると人生が楽しくなる理由もご紹介します。
人生を楽しむためには、考え方を切り替え、行動を変えていくしかありません。この記事を読んで、最初の一歩を踏み出しましょう!
人生を楽しむために役立つ5つのマインドセット
マインドセットとは知識や経験、教育などによって形成された思考パターンのことです。
このマインドセットがその人の人生を決定していると言っても過言ではありません。
それでは人生を楽しむために役立つ5つのマインドセットを解説していきます。
自分に正直に生きる
『嫌われる勇気』で有名なアドラー心理学では、あるがままの自分で生きることの大切さを説いています。
あるがままの自分を肯定して、自分に正直に生きる考え方を3つにまとめてみます。
- 他人に合わせ過ぎない
- 自分を尊重する
- やりたいことをやる
みんなに好かれようと思って、自分の意見も主張せず他人に合わせてばかりいるのって疲れてしまいますよね。
生きている限り誰からも嫌われないということはあり得ません。
他人に合わせ過ぎず、自分の魅力を存分に発揮していれば良いのです。
他人のために自分を犠牲にすることも必要かもしれませんが、それが自分を安売りした結果なのだとしたらやめるべきです。
自分を尊重しないと他人からも尊重してもらえません。
自分がやりたいと思ったことをやることも重要です。
他人の目を気にする必要はありません。
充実した人生を送りたいのであれば、自分に嘘をつかず、本当にやりたいことをやりましょう。
「分かってはいるんだけどなあ」なんて思わず、試しに自分に正直に生きてみませんか。
きっと心が楽になりますよ。
自分らしく生きる方法についてさらに詳しく学びたい方は、「【自分をさらけ出すのが怖いあなたへ】無理なく素を出す3つの心理テク」の記事を参考にしてください。
「今・ここ」を大事にする
「今・ここ」という言葉はマインドフルネスなどで注目されていますね。
「今」と「ここ」に分けて解説してみます。
- 「今」すべきことに全力を注ぐ
- 「ここ」に意識を集中する
人間にとって時間は「今」この瞬間だけだという考えを聞いたことがありますか。
自分の力を及ぼせるのは「今」だけだということです。
「今」の自分が過去として残り、「今」の自分の延長線上に未来が見えてくるのです。「今」すべきことに全力を注ぐことの大切さがわかりますね。
「ここ」に集中するというのは禅寺の修行などでも行われていることです。
自分の感覚や感情に焦点を当て、自分が感じていることに集中します。
「ここ」に集中すれば、過去への後悔や未来への不安は「ここ」には存在しないことに気づけます。
「今・ここ」を大事にすることで雑念を捨て、人生を楽しむことにフォーカスできるでしょう。
身に起こることを、自分の責任として捉える
起こることを自分の責任として引き受ける思考様式を自責思考と呼びます。
ある研究で、自責思考の人は他責思考の人に比べて幸福度が高いという結果が得られたようです。
では自責思考とその反対の他責思考の例をみてみましょう。
自責思考
- 自分のやり方は何が間違っていたのだろう
- どう改めればうまくいくのだろう
- 自分にできることは何だろう
他責思考
- 自分は正しいのに何で認めてくれないんだ
- あの人のせいでいつもうまくいかない
- 景気が悪いから仕方ない
こういった考え方の違いです。
自責思考の方が自身の成長につながり、幸福感も高くなることは明らかですよね。
自分の身に起こることの原因を自己の責任として捉えることで
- 自己肯定感が上がる
- 自己効力感がストレスを減らす
- 問題解決能力の向上
このようなメリットがあるのです。
「物事は自分次第でよくできる」という自己効力感を持つことが人生をより楽しむために大切なのです。
予測不可能なことを面白がる
人生はいつも予測ができないことが起こりますよね。
ここでも、人生を楽しむことができる人とできない人のマインドセットには違いが見られます。
予測不可能な事態が起こったときにどういう考え方をすれば、それを楽しめるのでしょうか。3つにまとめてみました。
- オープンマインドでいること
- 多角的な見方をすること
- ブレない軸を持つこと
人生はそもそも大なり小なり予測不可能です。
したがって、予測不可能なことに心を開いておく必要があります。
オープンマインドでいることで、不測の事態においても他人の意見を取り入れ、変化を楽しむ心の余裕を持つことができるでしょう。
予測できないことが起こったとしてもそのマイナス面ではなくプラスに変えられそうな面に視点を移動させて対応していくことも重要です。
多角的な見方をすることで事態をさまざまな角度から捉え、受け入れることができます。
ブレない軸というのは、自分なりの方向性をしっかり定めることです。
自分はこうしたいという確固たる目的意識を持つことで、自分の判断に自信を持つことができます。
判断に自信があれば仮説を立てることができ、変化に対応していくことが可能になるのです。
予測不可能なことを恐れず、むしろその方が自分の力を試せる機会だと考える人は、そうでない人より確実に人生を楽しめますよね。
人生に起こる良いことも悪いことも味わう
人生では良いことも起これば悪いことも起こります。
ですが良いことが多ければ幸福、悪いことが多ければ不幸というわけではありません。
良いことにも悪いことにも味わい方があり、どちらもよく味わった上で豊かな人生にすることが人生を楽しむ秘訣です。
では良いことと悪いことの味わい方を考えてみましょう。
良いことの味わい方
- 小さな良いことに意識を向ける
- 良い体験を繰り返し思い出す
些細な良いことに意識を向ける習慣をつけておくと、どんな場面でも幸福を感じられるようになります。
良いことは何度でも思い出して、脳に幸福を再体験させましょう。
できるだけ鮮明に、その時の感情もリアルに思い出すことがコツです。
悪いことの味わい方
- 落ち込まず対応策を考える
- 悪い体験をマイナス感情と共に思い出さない
悪いことが起こったときに一時的に落ち込んだりガッカリしたりすることはあるでしょうが、それを長く引きずらないことです。
落ち込んでいても何も解決しないばかりか、意欲が下がりズルズルを悪い方向に向かってしまうでしょう。
起こってしまったことは仕方ないと割り切り、対応策を考えましょう。
また、マイナスな感情と共に過去を思い出すと脳に辛い過去を再体験させてしまいます。何度も繰り返し思い出すことはやめ、笑い話にできるくらいの余裕を持つと良いです。
ときに悪いことも起こるからこそ良いことの感動は強くなると考えましょう。
これらが良いことも悪いことも味わい人生を楽しむ秘訣です。
自分の行動したことで起こるいいことは自分が起こしてるが正しい。つまり自責思考。誰にでもいいことは起こせるし、楽しいこともつくれる。運がいい人たちは総じて自分で自分の運を良くしてる。そうすると今度は良いことのほうから寄ってくる。コレが引き寄せだったり、宇宙の法則だったりと呼ばれる。
— すき💎 (@haengbogeun_) April 5, 2021
人生を楽しむための7つの具体的な方法
人生を楽しむためのマインドセットについてはお伝えしました。
次は実際にどんな行動をとっていけば人生を楽しめるのか、その具体的な方法を7つご紹介したいと思います。
どこに向かっているかわからない。そういう時はもう一度目標を見直してみましょう。部活でも、レギュラーになるとか大会で優勝するなどの目標があるから頑張れます。目標もないのにただひたすら積み上げても、楽しく継続はできません。せっかく頑張るなら、ワクワクする目標に向かって頑張ろう🔥
— わっきー📽️ビジネス初心者のアシスタント (@wakkiii413) May 14, 2021
本当に大切な一部に、お金や時間を使う
本当に大切なことに集中的にリソースを割くということはポジティブ心理学の分野でも重視される考え方です。具体的に3つのやり方を挙げます。
- 優先順位をつける(大事なことから順に手をつける)
- 価値感覚で判断する
- 自分の直感で決める
物事に優先順位をつけ優先順位が上のものからお金や時間を使うようにしてください。
優先順位を明確につけていくことを実践してみると、どれほど自分が優先順位の低いものに自分のお金や時間を割いていたのかに気づきます。
周りの人や世間に合わせるのではなく、自分の価値基準を確立するのです。
そして誰が何と言おうと、自身で「価値がある」と判断したものに注力してください。
自分にとっての「価値」を常に意識すると、無駄遣いや煩わしい人間関係も改善され人生がもっと濃密に楽しめるようになるはずです。
自分の直感を信じて行動することにより、後悔することも減ります。
直感は当てずっぽうとは違います。これまでの経験や自分の価値基準などを元に脳が瞬時に総合的な判断を下している状態です。
本当に大切なものが分からない場合には直感を信じて行動してみるのもありです。
良い出来事を見つける習慣をつける
ネガティブ感情は心と身体に悪影響を及ぼすことは既に研究により明らかにされており、物事のプラス面を積極的に見つけることは人生の質を上げることに直結するといえます。
ここでは良い出来事を見つける3つの具体的方法について挙げてみます。
- 良い出来事を探す意識を持つ
- 悪い出来事のプラス面を見る
- 良くなる方法を考える
常に良いことを探す意識を持つことはすぐに出来ることです。
どんどん良いことに意識を向け、良いことの記憶を増やしていくことで、心の中で良いことの占める割合を上げましょう。
どの方向から見ても「悪い」ということはありません。
悪いことの良い面を見ましょう。
具体的には
- 「受験に失敗した」→「自分に足りないものが分かった」
- 「雨で予定がキャンセルになった」→「家でスキルアップの勉強ができる」
というようなことです。
良いことが見つからない時は「どうしたら良くなるか」を考えます。
- 「仕事が単調でつまらない」→「誰よりも早く終わらせよう」
- 「新しい環境で友達がいない」→「趣味のサークルに行ってみよう」
このように考えることです。
ワクワクする目標を立てる
コーチングの世界などでも目標を立てることの重要性は証明されています。
ここでは目標をどう立てるのかについて考えてみます。
- 「want型」の目標を立てる
- やりたいことをリスト化する
- 手段は気にしない
「must型の目標(〜しなければならない)」
ではなく
「want型の目標(〜したい)」を立てます。
- 「資格の勉強をしないといけない」→「この資格を取りたい」
- 「痩せなくちゃいけない」→「あのモデルみたいになりたい」
こう考えて目標を立てるとワクワク感が上がりモチベーション維持につながります。
やりたいことのリスト化をする時は、実際に紙に書いて目につくところに貼っておくことが大切です。
私たちの日常生活では「やらなければならないこと」が多く、自分が「やりたいこと」をすぐに忘れがちになるからです。
「やりたいことリスト」は、自分の方向性を明確に示す優秀なコーチになります。
目標を立てるときに「どうやってそれを達成するか」は特に考えなくて良いです。
手段を先に意識してしまうと、
- 「でもお金がないしなあ」
- 「置く場所はどうするんだ」
こんなことばかり考えて行動する前に諦めてしまうことになります。
まず考えただけでワクワクするような目標を立てれば、手段は後からどうにでもなるのです。というより、ワクワクする目標があれば勝手に手段は見つかります。
目標の立て方についてさらに詳しく学びたい方は、「人生の目標、例えばどんなもの?目標がない方必見の30の目標例!」の記事を参考にしてください。
新しいことに挑戦する
たいていの人は新しいことに挑戦することに不安を覚えます。
失敗したらどうしようと考えるからです。
行動心理学的には「損失回避の法則」と呼びます。
しかし何となく退屈な人生だと感じるのであれば、新たな挑戦をすることは人生を変えるチャンスです。
ここでは新しいことに挑戦することを後押しする方法についてまとめます。
- 自分に縛られない
- 周りの目を気にしない
- とりあえず始めてみる
自分に縛られないとは
- 「自分は運動苦手だから」
- 「今までそんなことしたことないから」
などと考えずに行動することです。
過去の自分を未来の指針にする必要はまったくありません。
未来を決めるのは過去の自分ではなく今の自分なのですから。
周りの目を気にせずに挑戦しましょう。
例えば
- 「もういい年齢なんだから」
- 「あなたにできるわけないよ」
こんなことを言われたり思われたりすることを気にしなくて良いんです。
自分が何かに挑戦するときに、他人は何の責任も負ってくれません。
とりあえず始めてみること、これは最も大切なことです。
時間は有限な上に、生きている以上やらなければならないことは無数に出てきます。
- 「お金がたまったら」
- 「暇な時間ができたら」
- 「もう少し実力がついたら」
こんなことを考えているうちに時間はどんどん経っていきます。
まず挑戦してみることが最優先です。
- 運動を習慣にしたのなら今日スポーツジムに入会する
- 新しい資格を取りたいのならすぐ資格試験に申し込む
- 趣味を増やしたいなら今から道具を買いに行く
挑戦してみることで初めて行動力のスイッチが入るのです。
行動力の高め方についてさらに詳しく学びたい方は、「無理なく行動力を高める7つの技術を解説!もう自己嫌悪したくないあなたに」の記事を参考にしてください。
感謝する
心理学的に「感謝」が幸福度に与える良い影響は数々報告されています。
それでは「感謝する」ことを習慣にする具体的な方法について解説します。
- 当たり前のことに感謝する
- 感謝できることを探す
- 小さな感謝を重ねる
当たり前のことは日々の生活で意識することが少ないと思います。
その当たり前のことに感謝をしましょう。
- 自分や家族が生きていられることに感謝
- 電車やバスが動いていることに感謝
- 食べるものがあることに感謝
- 掃除をしてくれている人に感謝
感謝を忘れるとイライラしやすくなり、周りの人からも敬遠されがちになります。
しかし当たり前のことに感謝することで人生は必ず良い方向に動き出すのです。
感謝できることを探すこともしてみましょう。
- 何も面白いことがない日→平和に過ごせることに感謝
- 恋人と別れた→思い出に感謝
- ミスを責められた→反省につなげられたことに感謝
自分にとって良くないことでも感謝できる面を探してみれば心に余裕が生まれます。
上記のことが習慣になったらそれをどんどん続けていき、自分の人生を感謝でいっぱいにしていきましょう。
次第に感謝の心は他人にも伝わっていき、自分の周りの環境を良い方に変えていく力になるのです。
健康に気を遣う
健康的な生活と幸福度には正の相関があります。
健康が人生を楽しむために大切であることは当然と言えますが、忙しい今の人たちが忘れがちなことなので3つだけ健康について挙げてみます。
運動をすることが健康寿命を伸ばすことは広く知られています。
また、運動は抑うつ状態を改善したり自分への自信がついたりといった精神面での健康にも良い影響を与えるので積極的に生活に取り入れるべきでしょう。
食事が身体に影響することは分かりきったことです。
食べるものは心にも大きな影響を与えるので、何となくイライラしやすいとか、生活のサイクルが乱れそれが人生に悪影響を及ぼしていると感じたときにはまず食生活の見直しをしてみましょう。
瞑想は近年、多くの経営者やリーダーたちが生活に取り入れている習慣として注目を集めています。瞑想には数多くの種類があり、どれをやれば良いのか迷ってしまいますよね。
そんな場合は「マインドフルネス瞑想」をやってみると良いです。
瞑想というと何となく宗教的なイメージがありますがマインドフルネス瞑想は宗教的な意味合いはなく、手軽に始められて効果の高い瞑想として有名です。
趣味を増やす
趣味は人生を豊かにするとよく耳にしますよね。
人生を楽しむための言わば王道とも言える「趣味」ですが、趣味を増やすときにどういった点に留意すれば良いかをここではお伝えします。
- やりたかったことを趣味にする
- 最初は一人でもできるものを趣味にする
- いくつか手を出してみる
この3つです。
仕事上の付き合いで始めたゴルフや麻雀がだんだん楽しくなっていくことなどもあるかもしれませんが、まず大切なのは自分が好きなことを趣味にすることです。
そしてここでも、「挑戦してみる気持ち」を思い出してください。
- 身体能力向上やストレス解消を目的とした「筋トレ」
- 家族や友人と一緒に楽しめて行動範囲も広がる「アウトドア活動」
- 仕事や人生について学ぶことができる「読書」
- 非日常を楽しむ「サバイバルゲーム」や「スカイダイビング」
ワクワクするような趣味はたくさんありますね。
最初は一人でもできるものから始めてみるのも趣味を続けていくために考えておくと良いでしょう。
始めたものの仲間が集まらないと出来ないものは、頻度が低くなりがちなので長続きせずにやめてしまうことが多いからです。
もちろんそれでも「どうしてもやりたい」と思えるものならばすぐに初めても構わないでしょう。
そして最後に、趣味は自分にあったものが見つかるまでいくつも手を出してみるというのもアリだということです。
とりあえずやってみたことから最も自分にあったものまで派生していくということがよくあるからです。
- 何となく釣りをやってみたら、船を操縦することにハマった
- サイクリングを始めてみたら、トライアスロンに出てみたくなった
- 海外旅行を趣味にしてみたら、英会話を極めたくなった
こういうことってありますよね。
何となく人生が退屈だと感じている方はこのように趣味を増やしてみることを考えてみても良いでしょう。きっとワクワクするような体験が待っていますよ。
人生を楽しむためにやめた方が良い3つのこと
人生を楽しむためにこれはやめておいた方が良いということもあります。
ここでは3つ解説していきます。
他人と比較しすぎること
他人と自分を比較してばかりいると
- ありのままの自分を認められなくなる
- 他人との比較には終わりがない
- 他人の評価に依存した生き方になる
このような弊害が生じます。
ありのまま自分に正直に生きるためには自分という存在を認めることが必要ですが、他人との比較ばかりしてその評価を気にしていると自分の価値を認められなくなるのです。
それに他人との比較は終わりがないため、他人と比較をして自分の方が優れている・劣っていると言い続ける人生になってしまいます。
そんな人生が楽しくないことは簡単に想像できるはずです。
どうしても他人と自分を比べてしまうのは仕方ないとしても、楽しく人生を送りたいのであれば、他人との比較や他人からの評価に依存しないようにしましょう。
他人と比べない方法についてさらに詳しく学びたい方は、「人と比べるvs比べない 人と比べて落ち込まない生き方を実現する方法は?」の記事を参考にしてください。
他人を変えようと努力すること
他人を変えようと努力することの何がいけないのでしょうか。
- 相手に心理的抵抗が生じる
- 自分が相手にイライラしてしまう
- 時間がかかる
他人の行動に干渉するのはトラブルの元です。
相手をこちらの思うように変えようとすれば多少なりとも反発されるでしょう。
相手が変わる前に相手から嫌われて人間関係がギクシャクすることになります。
また、こちらがいくら頑張ってもなかなか変わってくれない相手にイライラしてしまい、これまた人間関係がうまくいかなくなってしまいます。
自分の行動を変え、コミュニケーションを取り続ければ徐々に相手が変わってくることもあります。しかしそれには多大な時間がかかります。
そこまで時間と労力を使って他人を変える努力はしなくて良いのではないでしょうか。
自分が成長していくのに合わせて相手も変わってくるはずですよ。
行動しない理由ばかり考えること
自分が行動しない理由を考えること。
これははっきり言うと本当に時間の無駄なのでやめた方がいいです。
とてもシンプルにお伝えします。
- 行動したくない人は行動しない理由を探す
- 行動したい人は行動する理由を探す
これだけです。
だから行動しない理由を考えている時点でその人はその行動を取りたくないと考えているわけです。
行動しない理由をあれこれ考えていることに気がついたら、そんな無駄なことに時間を費やすのはやめて、自分が本当にやりたいことに集中する方が人生は楽しくなるに決まっています。
人生の楽しみ方が学べる5つの名言
名言を読むと、同じような悩みや迷いを抱いているのは自分だけじゃないんだと思えて勇気が湧いてきませんか。
ここでは人生を楽しく有意義に過ごすのを後押ししてくれる名言を5つ集めてみました。
「批判を避ける方法は一つしかない。何もせず、何も言わず、何にもならない」アリストテレス
自分らしく生きていくのに他人からの批判など恐れてはいられないのです。
「晴れた日は晴れを愛し、雨の日は雨を愛す。楽しみあるところに楽しみ、楽しみなきところに楽しむ」吉川英治
自分次第でいつでも人生は楽しむことができるという前向きな考え方!
「いつかできることは、すべて今日できる」モンテーニュ
おっしゃる通り!ぐうの音も出ません。今日から始めます!
「苦労を語る前に、私はまず自分自身の幸運に感謝したい」松下幸之助
これを言えるようになるまでの道のりを感じます。「感謝」の説得力!
「夢中で過ごしておれば、いつかはわかる時が来る」坂本龍馬
「今・ここ」に集中するというのはこういうことですね。
人生の楽しみ方が学べるおすすめ書籍
読書は人生を豊かにしてくれます。
自分だけでは気づかなかったことや知らなかったことを、読むだけで自分のものにすることができるからです。
人生を軽やかに楽しむためにおすすめの書籍をここでは3冊紹介したいと思います。
『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』
「全ての悩みは対人関係の悩みである」と断じたアドラーの考えを伝える本書。
悩みを持つ青年と、具体的な解答を示していく哲人との間に展開する対話を中心に物語は進みます。
本書は現代に生きる多くの人々が直面するであろう、人生に関する悩みに具体的な答えを示してくれます。
『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』
何でもかんでもやろうとして、時間もリソースも無駄に消費していませんか。
人は選択肢が多過ぎると本当にやるべきことが分からなくなってしまいます。
本書では、やるべき本当に重要なことに的を絞り全力を投入するという方法論を提示してくれます。「より少なく、しかしより良く」本書の掲げる理念が込められたこの一言。ピンときた方、必読です。
『ハーバードの人生を変える授業』
人が幸福な人生を送るために必要なことは何か。
ポジティブ心理学の第一人者である著者がハーバード大学で行った講義の書籍化。
全ハーバード大生の20%が履修したという、幸せになるための伝説の授業の内容とは。
人生を変え幸せになるための52のレッスン、あなたも実践してみませんか。
コーチングを受けると、人生がもっと楽しくなるワケ
自分だけの力で人生に変化をもたらすことに不安のある方もいるのではないでしょうか。
「自分が楽しめる目標を見つけ行動する」「自分らしく生きる」ということに関して、コーチングは大きな手助けとなります。
人生を楽しむためにコーチングを活用しない手はないと言えるでしょう。
コーチングとは
コーチングとはどういうものかご存知でない方のために簡単な説明をしておきます。
- 傾聴:相手の話をよく聴く
- 質問:相手の気づきを引き出す問い
- 承認:相手の成長・変化を観察し具体的に伝える
コーチングとは、このような基本となる対話スキルに加え、さまざまな応用的スキルを用いたコミュニケーション手法です。
コーチはクライアントをよく観察し、変化を敏感に感じ取り、クライアントが目標達成や自己実現に自ら進んでいくための支援をします。
1.ワクワクする目標が見つかる
コーチングを受けることのメリットは数多くありますが、ここでは2点だけ挙げてみましょう。
- 本当の自分の願望に気づくことができる
- 目標が明確になり行動へと進むことができる
自分が何を本当に望んでいるのかに気づいていない人は実は多いのです。
それを明らかにしてくれるのがコーチングです。
自分の本当の願望がクリアになればやるべきことが明確になります。
本当に自分のやりたいことに向かうときに人はワクワクした気持ちになりモチベーションは加速されていきます。
コーチングはプロがあなたの後押しをしてくれるのです。
コーチングの意味についてさらに詳しく学びたい方は、「これだけ読めば分かる!コーチングの意味をメリット・種類・スキルから解説」の記事を参考にしてください。
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その他コーチングに関するダイジェストも随時更新しております。
2.自分に正直に生きられる
自分に正直に生きるということもコーチングは助けてくれます。
具体的に次の2点を考えてみましょう。
- 自分が大切にしているものに気づける
- 自分の感情に意識を向けることができる
さまざまなしがらみがあり、自分が何を大切にして人生を歩んでいるのかに気づけないということがあるでしょう。
コーチングはクライアントが自ら気づき、行動するよう導いてくれます。
その過程でクライアントは自分の中に無意識に抑え込んでいた感情も発見することができるのです。
自分は何がしたくてどう感じているのか、それに気づかなくては、自分に正直に生きることはできません。
自分だけの力ではどうしても気づくことができないときにコーチングが大きな力を発揮するのです。
コーチングで人生を楽しくすることに少しでも興味を持ったなら、すぐにコーチングについて学んでみることをおすすめします。
まとめ:行動を変えて、人生を楽しむ方法を見つけよう
ここまで読んでくださりありがとうございます。
いかがでしたか。
- 人生を楽しむためのマインドセット
- 人生を楽しむための具体的方法
- 人生を楽しむためにやめた方が良いこと
- 人生の楽しみ方が学べる名言
- 人生の楽しみ方が学べるおすすめ書籍
- コーチングを受けて人生を楽しくする
何か一つでも人生を楽しく生きるためのヒントにしていただけたでしょうか。
人生は考え方と行動を変えれば今すぐにでも変わっていきます。
自分らしく生き、人生を楽しむために今日から何か始めてみませんか!
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