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本当の自己実現とは?よくある3つの誤用と必要な4ステップとは

COACHIG DOJO編集部
2021.05.01 / 14 min read

この記事の監修者
濱崎 翔吾(銀座コーチングスクール認定コーチ)

東京大学経済学部経営学科在学中。大学では、心理学や心理療法、チームビルディングなどについて学ぶ。スタートアップ数社でのインターン経験、Youtubeでの情報発信経験を経て、ステラー株式会社にジョイン。現在はコーチングを通して多くのクライアントの目標達成を支援している。

コーチングの真価をわかりやすく伝え、みなさんのコーチングとの”出会いの場”を創出いたします。

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マズローの欲求5段階説で提唱された「自己実現」。この言葉を見たり聞いたりすることが増えていると思いますが、「自己実現」の意味は本当に正しく理解されているのでしょうか?

自己実現とは、「成長すること」や「目標を達成すること」「賞賛を浴びること」では決してありません。それらは結果にすぎず、本当の自己実現は全く別のものなのです。

そこで今回は、自己実現の誤解と本当の意味についてご紹介します。自己実現をするステップと、「セルフコンパッション」「失敗の再解釈」などの具体的な行動案もご紹介するので、本当にやりたかったことに全力を注ぎ納得できる人生に近づけるでしょう。

あなたらしさを取り戻し、本当の自己実現をしましょう!

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コーチングの意味についてさらに詳しく学びたい方は、「これだけ読めば分かる!コーチングの意味をメリット・種類・スキルから解説」の記事を参考にしてください。

「自己実現」の意味の誤解例

それではまず、「自己実現」という言葉の意味だと誤解されることの多いものをご紹介します。

「自己実現」という言葉は、以下の3つの意味で誤解されることが多いといえます。

  1. 目標を達成すること
  2. 人に賞賛されるような自分になること
  3. 成長すること

目標を達成すること

「自己実現」の意味だと誤解されるものの一つが、「目標を達成すること」です。

そもそも「自己実現」という言葉はマズローのSelf-Actualizationを日本語訳したものです。しかし「実現」という言葉は、一般的に「夢を実現させる」「計画を実現させる」のように、目標を達成することに近い意味で使われることが多いのです。

これにより、「自分が設定した目標を一つ一つ達成すること」が自己実現だと考えられることが少なくないのです。

人に賞賛されるような自分になること

「自己実現」の意味だと誤解されるものの2つ目が、「人に賞賛されるような自分になること」です。

「自己実現」という言葉の意味が曖昧になった結果、「お金持ちになるという自己実現」のような言葉がみられることもあります。

しかし、

  • お金持ちになって、周りを見返したい
  • 経営者として成功して、賞賛されたい
  • 有名人になって、周りにちやほやされたい

これらは「承認欲求」であり、「自己実現」の欲求ではありません。

成長すること

「自己実現」の意味だと誤解されるものの3つ目が、「成長すること」です。

「成長できる仕事」の意味で「自己実現できる仕事」と言われたり、「自己実現して、あれもこれもできるようになりたい!」と言われたりしますが、これらも厳密には誤用です。

「自己実現した結果、成長が加速する」ということはありえますが、「自己実現=成長」ではないことには注意しましょう。

本当の自己実現とは

  1. 目標を達成すること
  2. 人に賞賛されるような自分になること
  3. 成長すること

以上の3つが「自己実現」の誤用であることは説明しましたが、それでは本当の自己実現とは何を指すのでしょうか。

ありのままの「状態」であり続けること

本当の意味での自己実現とは、ありのままの「状態」であり続けることです。

「Self-Actualization」とは、直訳すると、「自分を実際のものにする」です。自分自身を、人間本来の自然でありのままの姿にすることが、自己実現なのです。

たとえば、今の自分の嫌な部分やコンプレックスを認め、受け入れながら生きていくことは、ありのままであり続けることなので「自己実現」です。

その意味では、「自己受容」という言葉に近いニュアンスであるとも言えるでしょう。

一方で、「成長すること」や「周りの期待に応えること」は、ありのままの状態であり続けることからかけ離れていることがご理解いただけると思います。

好きなことが社会貢献になっていること

「自己実現」という状態をもう少し具体的に捉えると、「好きなことが社会貢献になっていること」ということができます。

自分のありのままの姿で、自分のこころに嘘をつくことなく、好きなことをしている。そして、それが他人のためになっていて、社会貢献できている。これが、自己実現できている状態です。

なぜ「社会貢献」という言葉がここで出るのか不思議に思われる方もいらっしゃるかと思います。これは、マズローが定義する「自己実現している状態の特徴」を考えると理解しやすくなります。

・他人を助けることに幸福を感じる

・他人と自分を尊重できる

・周りの意見に流されず、自分で意思決定ができる

REEEDより引用

マズローによると、自己実現している人、すなわちありのままの姿でいる人は、上のような特徴だそうです。

他人を助けることが幸せだからこそ、自分の気持ちに正直に生きようとすると、結果社会貢献することになるのですね。

人間の本質をポジティブに捉えるマズローだからこそ、「ありのまま」=「社会貢献」という発想に至ったともいえるかもしれません。

自己実現するためには

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それでは、自己実現するためにはどうすれば良いのでしょうか。

ここが難しいのですが、自己実現はありのままの自分に正直にいることなので、自己実現を目指して達成することはできません。

1.自分の気持ちに正直に生きようとする

2.次第に「仲間と一緒にいたい」「他人に認められたい」といった下位欲求が満たされていく

3.「人のためになりたい」という純粋な欲求が生まれていく

これが、マズローが言うところの「自己実現」を達成するステップだと言えます。

したがって、自己実現するためのシンプルな行動指針は、「自分の気持ちに素直に向きあって、生きていくこと」といってもいいでしょう。

自己実現に役立つ具体的な行動案

自己実現するための行動指針は、「自分の気持ちに素直に向きあって、生きていくこと」だとお伝えしました。

しかし、人によっては、自分の気持ちに素直に向き合うことは非常に難しいと感じることもあると思います。

そこでここでは、自分の気持ちに素直に向き合うことを助ける、具体的な行動案をご紹介します。

セルフコンパッション

自分の気持ちに素直に向き合うことを助ける、具体的な行動案の1つ目は、「セルフ・コンパッション」を実践することです。

セルフコンパッションとは、直訳すると「自分への思いやり」です。噛み砕いて言うと、「もっと自分に思いやりをもって接する」ということですね。

なぜ「自分に思いやりをもって接すること」が効果的かと言うと、人は無意識あるいは意識的に、自分の素直な気持ちにフタをしてしまうものだからです。

例えば、「お金持ちになって周りの人に賞賛されたい」という願望をあなたが抱いているとします。自己実現するためには「賞賛されたい」という気持ちに正直に生きることが必要なので、「賞賛されるために、お金持ちになれるよう努力する」のが妥当ですね。

しかし、「周りに賞賛されたいから頑張るなんて自分はなんて卑しいんだ!」という内なる声で、「賞賛されたい」という正直な気持ちを押さえつけてしまうことが少なくないのです。

これでは、いつまでたっても「お金持ちになって周りの人に賞賛されたい」というあなたの願望が満たされることはなく、モヤモヤしたまま生きていくことになってしまうのです。

そこで、自分に思いやりをもって接する、すなわちセルフコンパッションを実践することで、自分の本当の気持ちに気付きやすくなるのです。

セルフコンパッションの3要素

セルフコンパッションは、次の3つの要素から成り立っています。

  1. マインドフルネス
  2. 共通の人間性
  3. 自分への優しさ

1.マインドフルネスとは、「今、この瞬間の自分の状態に気づいていること」を指します。

2.共通の人間性とは、「自分だけじゃなく、みんなも同じようなことを感じている」という考え方のことです。

3.自分への優しさとは、「親友に対して話しかけるように、自分に優しく接する」ということです。

1~3の要素をまとめると、例えば次のような言葉を自分に対して語りかけることで、セルフコンパッションを実践することができます。

「今、自分はお金持ちになって賞賛されたい、という願望を抱いているよね。大丈夫、しっかり気づいているよ。(1.マインドフルネス)

人に認められたいという気持ちを抱くのは、決して自分だけじゃない。(2.共通の人間性)

自分の正直な気持ちを大事にしていいんだよ。(3.自分への優しさ)

自分への思いやりをもち、素直な気持ちとむきあうハードルを下げていきましょう。

アサーティブコミュニケーション

自分の気持ちに素直に向き合うことを助ける、具体的な行動案の2つ目は、「アサーティブコミュニケーション」を実践することです。

アサーティブコミュニケーションとは、「自分も相手も大切するコミュニケーション」のことです。相手の意見を尊重しつつも、あなたの考えをはっきりと伝えることです。

アサーティブコミュニケーションの「あなたの考えをはっきりと伝える」という点が、自分の気持ちに素直に向きあう非常に良い練習になります。

突然ですが、みなさん自身やみなさんの周りに、自分の気持ちを主張することが苦手な人はいますか?

もしあなたがその人に、「今日あなたは何がしたい?」「あなたは何を食べたい?」などといった質問をなげかけたら、その人はどんな反応をするでしょう。

きっと、自分が何がしたいか、もしくは食べたいのかわからず、困ってしまうのではないでしょうか。

これは、自分の気持ちを主張することが少なくなるにつれて、自分の素直な気持ちに向き合う機会が減り、自分の気持ちに鈍感になっている状態です。

ここで、相手の意見を尊重しつつも、「自分の考えをはっきりと伝える」というアサーティブコミュニケーションが効果を発揮します。自分の考えを伝えるためには、もちろんあなた自身が自分の考えを知っていないといけません。

自分の意見を伝えようとする機会を増やすことで、あなたの正直な気持ちに向きあう機会も増えます。その訓練を繰り返すと、少しずつ自分の気持ちに素直になっていけるはずですよ。

コーチングを受ける

それでは最後に、自己実現するための行動案として、「コーチングを受ける」をご紹介します。

コーチングとは、「対話を通じて相手の気づきや目標などを引き出すことで、相手がなりたい姿になるのをサポートするコミュニケーション」のことです。

「コーチ」という言葉は本来”馬車”という意味を持ち、「人を目的地まで送り届ける」という馬車の機能が、「相手がなりたい姿になるサポートをする」というコーチングの機能と似ていることから、コーチングと呼ばれるようになったと言われています。

コーチングは、具体的には、プロのコーチと30分~1時間にわたって対話するような形式で行われます。コーチから投げかけられる数々の質問に答えているうちに、自分の思考が整理され、自分の本当にやりたいことをクリアになるのです。

「あなたがやりたいことは?」

「それを達成して、一番嬉しい瞬間は?」

「どんな声をかけられていると嬉しい?」

コーチからのこうした質問は、あなたの本当の願望・気持ちを明らかにします。

さらに、コーチングは基本的には継続的に行われ、例えば週に一度コーチと対話する時間が設けられます。継続的に自分の気持ちに向き合う機会になるので、自己実現するために、コーチングは非常に効果的な手段といえるでしょう。

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まとめ:あなたらしさを取り戻し、本当の自己実現をしよう

いかがだったでしょうか。

「自己実現」は、

  1. 目標を達成すること
  2. 人に賞賛されるような自分になること
  3. 成長すること

のどれでもなく、「ありのままの状態でいること」です。

迷った時は、「自分の気持ちに正直に生きようとする」というシンプルな行動指針を思い出してみてくださいね。

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