「エモーショナルインテリジェンス」の意味とメリット・3つの実践方法とは – コーチング道場(COACHING DOJO)

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COACHING DOJO編集部
2021.03.16 / 22 min read

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この記事の監修者
濱崎 翔吾(銀座コーチングスクール認定コーチ)

               

東京大学経済学部経営学科。心理学や心理療法、チームビルディングなどについて学ぶ。スタートアップ数社でのインターン経験、Youtubeでの情報発信経験を経て、ステラー株式会社にジョイン。現在はコーチングを通して多くのクライアントの目標達成を支援している。

コーチングの真価をわかりやすく伝え、みなさんのコーチングとの”出会いの場”を創出いたします。

エリートやエグゼクティブの間で注目され、ビジネスでの重要性を増している「エモーショナルインテリジェンス」。エモーショナルインテリジェンスを効果的に活用することで、「どうにか会社の業績アップに繋げたい」「仕事で磨り減った心の疲れとうまく付き合いたい」と考える方も多いと思います。

そこで今回は、エモーショナルインテリジェンスの意味やビジネス上でのメリット、3つの実践方法をご紹介します。具体例と科学的な根拠を豊富にご紹介するので、あなたが明日から職場でとるべき姿勢や具体的なアクションが、納得感をもって理解できるでしょう。

エモーショナルインテリジェンスを職場で実践し、感情と思考の両面を最大限活用できるビジネスマンになりましょう。

エモーショナル・インテリジェンスとは

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まず、エリートやエグゼクティブに注目されている「エモーショナルインテリジェンス」とは一体何か、ご説明します。

エモーショナルインテリジェンス(Emotional Imtelligence)の意味は「感情的知性」「こころの知能」です。より厳密に定義するとすれば、以下のようになります。

「自分自身の感情を認識、理解および管理する能力、そして同様に他人の感情を認識し、理解し、影響を与える能力」

『EQ こころの知能指数』より 引用

一言で言うなら、エモーショナルインテリジェンスとは、「感情をうまく取り扱う力」なのです。

しかし、いまいち「エモーショナルインテリジェンス」が具体的にイメージしにくいと感じる方も多いはず。エモーショナルインテリジェンスは、概念自体を理解するのがそもそも難しいのです。

エモーショナルインテリジェンスをより具体的に理解するために、心理学者のダニエル・ゴールマンが提唱している、エモーショナルインテリジェンスを4つの要素に分解して捉えるモデルをご紹介します。ゴールマンによると、エモーショナルインテリジェンスは以下の4つの要素からなっているそうです。

  • セルフ・アウェアネス(自己認識)
  • セルフマネジメント(自己管理)
  • ソーシャル・アウェアネス(社会的認識)
  • 人間関係管理

セルフ・アウェアネス(自己認識)

エモーショナルインテリジェンスの第一の要素である「セルフ・アウェアネス(自己認識)」は、一言でいうと「自分の状態に気づく力」のことです。正確に言うと、「自分の感情を認識し、自分の長所や限界を理解していること」です。「セルフ・アウェアネス」は、4つあるエモーショナルインテリジェンスの要素のうちで最も重要で、他の3つの要素の土台となる要素だと言われています。

セルフアウェアネスに関して注意して欲しいのが、自分の状態に気づけるというのは、単に「今自分は怒っているな」「今自分は喜んでいるな」というレベルの話ではないということです。セルフアウェアネスが高い人は、以下のような視点から深いレベルで自分の状態を認識することができます。

  • 今、自分は怒っている
  • 身体が熱くなっている
  • 自分のプライドを否定される発言をされて、怒っている
  • 自分がよく怒りを感じるパターンの一つである

セルフアウェアネスが高い人にみられる特徴は、

  • 今、この瞬間の自分の感情に気づいている
  • 何が原因で自分にそうした感情がわくのか、理解できている
  • 自分の感情の動き方のパターンがある程度把握できている

などです。このような視点で、客観的に深いレベルで自分の状態に気づき、認識できる力が「セルフアウェアネス」なのです。

セルフマネジメント(自己管理)

セルフマネジメント(自己管理)は、わかりやすく言うと、「自分の感情をもとに、前向きな行動を選ぶ力」をさします。

みなさんの職場には、すぐムキになって口喧嘩を始めてしまう人や、感情的になって周りが困る言動を取ってしまう人はいませんか?彼らのこうした言動は、「セルフマネジメント」の力が低いことが原因かもしれません。

「セルフマネジメント」の力が高ければ、たとえ瞬間的に強い怒りが湧いたとしても、その場にあったベストな行動を選ぶことができます。

  • クライアントに理不尽な要求をされる
  • 上司から理不尽な指示を受ける
  • 部下が思い通りに動かない

このような望ましくない場面に遭遇したとき、誰しもが心の中ではネガティヴな感情を感じるでしょう。しかし、ネガティヴな感情に任せた言動をとると、当然クライアントや上司・部下との関係は悪化します。「自分は今怒っているな」と認識した上で、丁寧に自分の要望を伝えたり、わかりやすく部下に教育したりすることができればいかがでしょうか。短期的にはもどかしさや悔しさを覚えるかもしれませんが、長期的にはあなた自身の評価が高まっていくはずです。

繰り返しになりますが、第一の要素である「セルフ・アウェアネス(自己認識)」が土台となって、「セルフマネジメント(自己管理)」の力を支えています。まず自分の状態に「気づいて」、「前向きな行動を選ぶ」という順番です。

車の運転では、「あ、赤信号に変わりそうだ」「この道は狭いし見晴らしが悪いな」と気づいた後に、「スピードを落とそう」という行動を選びますね。感情を行動につなげる流れも同様で、「セルフ・アウェアネス(自己認識)」で気づき、「セルフマネジメント(自己管理)」で前向きな行動を選ぶという流れになります。

ソーシャル・アウェアネス(社会的認識)

エモーショナルインテリジェンスの3つ目の要素である「ソーシャル・アウェアネス(社会的認識)」は、「人の感情に気づく力」であると言えます。

先ほどの「セルフ・アウェアネス(自己認識)」が”自分”への気づきであるのに対し、「ソーシャル・アウェアネス(社会的認識)」は”他者”への気づきです。他人の感情や状態に深いレベルで気づく力という点では、「共感力」という言葉にかなり近いといえます。

ソーシャルアウェアネスに非常に似た概念である「共感力」についてさらに詳しく学びたい方は、「共感力が高い人の特徴とは?人望と成功をもたらす共感力を手に入れよう」の記事を参考にしてください。

例えばある職場で、部下と上司が会話をしているとします。上司が「部下がいつもより元気がないな」「彼が今おかれている状況を考えると、仕事が多くて余裕がないのだろうか」のように気づくことができると、ミスや問題発生を予防することもできるでしょう。

一方で「ソーシャル・アウェアネス(社会的認識)」が低いと、厳しい言葉を部下にぶつけたり、正論で部下の気持ちに寄り添わないコミュニケーションを取ったりしてしまう可能性が高くなります。部下の精神状態次第では、モチベーションが大きく低下したり、最悪の場合離職という結果につながる恐れもあります。

人のモチベーションを説明する「自己決定理論」では、「関係性」、すなわち「関わる人間とどのくらい良い関係を築けているか」がモチベーションを大きく左右するとしています。上司であろうと部下であろうと同僚であろうと、「ソーシャル・アウェアネス(社会的認識)」を発揮して相手に寄り添ったコミュニケーションが取れるかどうかは、人を動かす力にも大きく影響していると言えるでしょう。

高いEQ(心の知能指数)を持つことは、バランスのとれた、充実した人生を送るために不可欠です😊EQや共感が高い人は、他人の立場で物事を考えます。感情に流されないので、問題に冷静に対処できます

それは周りの人を幸せにし、成功を引き寄せる態度であり、生き方なんです😌💡

— Rin@🇺🇸世界へのDOOR (@RinWorld101) March 12, 2021

人間関係管理

エモーショナルインテリジェンスの4つ目の要素である「人間関係管理」は、文字通り、「人との関わりをうまく管理する力」のことです。「人間関係管理」には、エモーショナルインテリジェンスの他の要素である、

  • セルフ・アウェアネス(自己認識)
  • セルフマネジメント(自己管理)
  • ソーシャル・アウェアネス(社会的認識)

を全て駆使することが必要となります。「人間関係管理」といっても、少し抽象的でわかりにくいと思うので、具体例を挙げてみます。

  • 無意味な対立を回避することができる
  • 他者に望ましい行動を取ってもらうことができる
  • 信頼関係を築くことができる
  • 相手の気持ちに寄り添った声がけや行動をとることができる
  • 報告や相談を事前に行い、関係者を不安にさせない

いかがでしょうか。この「人間関係管理」は、豊かな人間関係を築き、人と何かを行う上で必ず必要となるスキルであるといえるのではないでしょうか。

コーチングの意味について詳しく学びたい方は、「これだけ読めば分かる!コーチングの意味をメリット・種類・スキルから解説」の記事を参考にしてください。

EIは、頭の良さとどう違うのか

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エモーショナルインテリジェンスは、4つの要素からなる「こころの知能」であるとご説明しました。

ここで、「エモーショナルインテリジェンスは、IQや頭の良さとはどう違うのだろう?」という疑問を抱かれる人もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで次に、エモーショナルインテリジェンスと頭の良さ(IQ)の違いについてご説明します。

余談ですが、EIではなくEQという言葉を聞いた方もいらっしゃると思います。EQは「Emotinonal Intelligence Quotient」の略であり、EIとEQという言葉はほぼ同じ意味の言葉です。EIとEQの違いは、「こころの知能」と呼ぶか「こころの知能指数」と呼ぶか程度の違いしかないため、あまり敏感になる必要はないでしょう。

人生の成功と強い関係がある

エモーショナルインテリジェンスと、いわゆる「IQ」で測ることのできる頭の良さとの大きな違いの一つが、「人生の成功とどの程度関係するか」という点です。

みなさんは、エモーショナルインテリジェンスと頭の良さのどちらが、より人生の成功と結びついていると思われるでしょうか?意外に感じる方もいらっしゃると思いますが、実はエモーショナルインテリジェンスの高さの方が、人生の成功に強く関わっているのです。

そもそもEQは、「ビジネスにおける成功要因」を特定するための研究の一貫で生み出された概念です。ピーター・サロベイ博士とジョン・メイヤー博士によって1990年に行われた研究から、以下のような興味深い研究結果が得られたことが発端です。

彼らが着目したのは、心理学の立場から、ビジネス社会における成功の要因を見ることでした。アメリカは能力第一主義の国であり、能力を測る指標の一つとして有力視されているのが修士や学士といった学歴です。このために高学歴でIQ(Intelligence Quotient=知能指数)が高い人材がビジネスでも成功すると一般的に考えられてきました。

両博士は、ビジネスパーソンを対象にした広範囲な調査研究を行いました。その結果、明らかになったのが「ビジネスで成功した人は、ほぼ例外なく対人関係能力に優れている」というものでした。そして成功に導く能力を「学歴などで現れる能力は2割、8割は対人関係能力」と結論づけたのです。

日経BizGate より引用

つまり、対人関係能力が高いことはビジネスの成功において非常に大きな要因であり、その対人関係能力のカギとなるものが、エモーショナルインテリジェンスなのです。

2020年世界が求めるスキル1位 複雑な問題解決2位 クリティカルシンキング3位 創造性4位 人的マネジメント5位 コーディネート力6位 エモーショナルインテリジェンス

優秀なビジネスパーソンはIQだけでなく、6位のEQも高いそう。セールスフォースではEQ試験があった🙂

— ふーた (@qshoku_elite) March 5, 2021

後天的に伸ばすことができる

エモーショナルインテリジェンスが頭の良さと違う2つ目の点は、「後天的に伸ばすことができる能力」であることです。IQで測られる頭の良さが遺伝などで決まっている部分が多い、ということは多くの人がご存知のことと思います。もちろん知能も成長とともに発達しますが、知能の成長には限界があります。

一方のエモーショナルインテリジェンスは、より後天的に伸ばせる可能性が高いと言われています。先ほどの研究でご紹介したサロベイ、メイヤー両博士も、EQは教育や学習・訓練などによって高めることができると述べています。日常生活やビジネスシーンで継続的に訓練することで、エモーショナルインテリジェンスは確実に伸ばすことができるのです。

EIに対する誤解

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エモーショナルインテリジェンスと頭の良さの違いはお分かりいただけたでしょうか。エモーショナルインテリジェンスはビジネス上の重要性から注目を浴びましたが、同時に誤解も生んでいます。次に、エモーショナルインテリジェンスに対する大きな誤解をご紹介します。

一切の対立を避けなければならない

EIの4つの要素のうちの一つである「人間関係管理」の具体的なスキルとして、先ほど「無意味な対立を回避することができる」というものを挙げました。しかし、エモーショナルインテリジェンスが高いということを「良い人であること」と誤解し、あらゆる対立を避けてしまうという間違いが起こってしまうことがあります。

上司であっても部下の言うことを全て肯定してしまったり、クライアントの理不尽な要求を飲んでしまったりとすると、衝突や対立は避けることができます。しかし、「人間関係管理」のスキルで求められているのは「無意味な」対立を避けることであり、あらゆる「対立」を避けることとは違います。

信頼関係を前提に、互いの意見を忌憚なく交わすことは、より良いアウトプットを生み出すきっかけとなります。どちらかが勝つ・負けるといった無意味な対立ではなく、お互いが納得できる「Win-Win」を目指す対立を目指すことが重要です。時に新しいアイデアの発見に繋がったり、対立を経て信頼関係がより強固になるということもあるでしょう。

コンフリクト(conflict)とは、「意見や利害の衝突、葛藤、対立」といった概念を意味する言葉。組織運営においてネガティブに評価されがちなこうした状況を、組織の活性化や成長の機会と捉え、積極的に受け入れて問題解決を図ろうとする考え方を「コンフリクト・マネジメント(conflict management)」と呼びます。

日本の人事部 より引用

上にある通り、全ての対立を避けるのではなく、エモーショナルインテリジェンスを発揮しつつ健全な対立をするという姿勢が重要です。

EIを活かして成功した企業

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それでは、エモーショナルインテリジェンスはどのように企業の成長・発展に活用されるのでしょうか。エモーショナルインテリジェンスは本来個人の能力ですが、これを組織全体に活用するためには、企業の設計や評価基準を感情面に寄り添ったものに変えることが必要です。

ここでは、株式会社LIFE CREATEの成功事例を見てみましょう。

株式会社LIFE CREATE

株式会社LIFE CREATEは、社員同士のコミュニケーションに「感情の共有」を取り入れたことで離職率を低くすることに成功した企業です。

社員研修では『感情を人に共有する分かち合い』という最先端のプログラムを取り入れたそうです。仕事やプライベートで起きていること、あるいは過去に感じた感情・自分の弱みを人とシェアする、という内容です。

この取り組みのメリットとして考えられるのは、まず「感情を口にだして伝える」ことで、「自分の状態に気づく力」、すなわち「セルフ・アウェアネス(自己認識)」が高まることです。さらに、相手の感情や弱みを聞くことは、「人の感情に気づく力」である「ソーシャル・アウェアネス(社会的認識)」を高めることにもつながるでしょう。

エモーショナルインテリジェンスを高めるトレーニングでありつつ、社員間の信頼関係も醸成できる優れた取り組みであると言えるでしょう。

EIを活かす3つの実践的方法

pixta_63190609_s-4888270 Researching brain and psychology of human. Scientists and Analysis Concept, Flat cartoon vector style design.

それでは最後に、個人と組織のエモーショナルインテリジェンスを高めるための実践的な方法をご紹介します。

ユーモアを歓迎する

社員のユーモアを歓迎する姿勢は、社員の感情を成果に繋げる方法の1つだと言えます。

オランダ・アムステルダム自由大学の研究では、ユーモアに満ちて冗談が飛び交い、笑顔が多いチームの方が
協力的で建設的な言葉も互いにかけ合っていることが判明したそうです。生産性が高まるだけでなく、笑うことでストレスが軽減したり、分析の精密さが向上したりするということもわかっています。

「ユーモアを言うと無能だと思われてしまうかもしれない」とご心配される方もいらっしゃると思いますが、驚くべきことに、実際はその逆であることが研究で明らかになっています。ハーバード・ビジネス・スクール助教授のアリソン・ウッド・ブルックスによると、職場でジョークを言う人は有能な印象を与えるそうです。(論文:https://hbr.org/2017/01/research-cracking-a-joke-at-work-can-make-you-seem-more-competent

目的を伝え、沿った行動をとる

社員のモチベーションを大きく左右するものに、「その仕事に意味を感じられるか」があります。単に数値目標を設定して社員に伝えるだけでは、目の前の仕事の意味を感じられなくなり、モチベーションが下がるということも考えられます。

そこで重要になるのが、金銭的な目標の先にある目的をしっかりと伝え、上司はその目的に沿った行動をとることです。口先だけでなく社員が行動で示すことで、社員は目の前の仕事に意義があると心から信じられるようになります。

マインドフルネス瞑想を実践する

個人か組織単位かに関わらず、「マインドフルネス瞑想」の実践は、非常に有効です。マインドフルネス瞑想とは、自分の呼吸に意識を向け続けるという瞑想の方法です。

  • 椅子か床に座る
  • 肩の力を抜いてリラックスする
  • 目は半目か、閉じる
  • 腹式呼吸を行う

瞑想中は基本的に、自分の呼吸や鼻を通る空気に意識を向け続けるだけです。途中で頭に思考が湧いてきたら、また呼吸に意識を向けましょう。たったこれだけのマインドフルネス瞑想を継続的に行うことで、エモーショナルインテリジェンスの土台である「セルフ・アウェアネス(自己認識)」を高め、感情をうまく取り扱えるようになるのです。

脳科学的にもマインドフルネスが感情制御や自己認識の向上などのEIのコンピテンシーに効くことが実証されている。これまでEIはどうやって高めたらいいかわからなかったが、いまでは測定も高めることも可能であると考えられる。

マインドフルネスの実践を通じて自己認識力を向上させることでEIのスキルが上がり、最終的にリーダーシップ力が高まっていく。事実、クリアな思考やマインドを保っておく必要のある社長や役員ほど、マインドフルネスを実践している人が多い。

HARVARD BUSINESS REVIEW より引用

まとめ:エモーショナルインテリジェンスを職場で実践しよう

いかがだったでしょうか。

エモーショナルインテリジェンスは、

  • セルフ・アウェアネス(自己認識)
  • セルフマネジメント(自己管理)
  • ソーシャル・アウェアネス(社会的認識)
  • 人間関係管理

の4つからなる「こころの知能」です。

ビジネスでの重要性が増しつつある背景には、頭の良さであるIQよりもビジネスの成功に強く関わっており、さらに後天的に身につけられるという特徴がありました。

最もおすすめの実践方法は、まずはマインドフルネス瞑想で個人としてのセルフアウェアネス(自己認識)を高めることです。そしてあなたがもし経営者や人事に関わる方であれば、EIを取り入れた成功事例を参考に、今より社員の「感情」に寄り添った制度設計を検討してみてはいかがでしょうか。

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