コーチングの歴史を徹底解説!意外と知らない、コーチングが注目されるまで – コーチング道場(COACHING DOJO)

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COACHING DOJO編集部
2021.03.30 / 25 min read

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この記事の監修者
濱崎 翔吾(銀座コーチングスクール認定コーチ)

               

東京大学経済学部経営学科。心理学や心理療法、チームビルディングなどについて学ぶ。スタートアップ数社でのインターン経験、Youtubeでの情報発信経験を経て、ステラー株式会社にジョイン。現在はコーチングを通して多くのクライアントの目標達成を支援している。

コーチングの真価をわかりやすく伝え、みなさんのコーチングとの”出会いの場”を創出いたします。

目的達成や課題解決に使えるスキルとして注目を浴びている「コーチング」。

コーチングを学んでいると、「コーチングはどうやって生まれ、発展したのだろう」や「そもそもコーチングはどんな経緯で今こんなに注目されているのだろう」といった疑問を抱かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、コーチングの誕生と進化。そして日本での発展について徹底的にご紹介します。

これを読めばコーチングが生まれてからどのように発展し、日本に入ってきたのかがわかるので、今抱いている「なんとなく注目されているコーチング」というイメージも大きく変わるはずです。

スポーツの世界でコーチングを発揮してきた筆者の私見を交えつつ、コーチングの歴史と現在・未来についてご紹介していきます。

コーチングの発展の大きな流れを捉えて、今のコーチングを見つめ直しましょう!

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コーチングとは何か

はじめに「コーチング」という言葉について、詳しく見ていきましょう。
言葉の由来やメリット、他の言葉との意味の違いを知り、コーチングに対する理解をより深いものにしていきましょう。

コーチングの意味について詳しく学びたい方は、「これだけ読めば分かる!コーチングの意味をメリット・種類・スキルから解説」の記事を参考にしてください。

「コーチ」という言葉の由来

まず、「コーチ」という言葉がどこから成り立っていったのか、由来から振り返っていきましょう。

「コーチ」はハンガリーのコチ(Kocs)という町の名前が由来だと言われています。

コチでは農業ができない時期の収入源として、四輪の馬車を制作していました。制作されていた馬車は当時としては画期的なサスペンション付きの四輪馬車で、非常に質が高いものでした。

コチ製の馬車の評判はヨーロッパ中に広がり、いつしか「コチ」という言葉だけで「馬車」を意味するようになりました。

そして町の名前の綴りである「Kocs」から「Kocsi」が「馬車」を意味する単語となり、「Kocsi」が英語になったものが「Coach(コーチ)」だと言われています。また、コチの馬車には品質の高さから貴族や、貴重品を運ぶときだけに使用されるようになっていきます。

各方面から重用されたことで、いつしか「コチ」という言葉には「大切な人を運ぶ」や「目的地に運ぶ」といった意味を持つようになったと言われています。

コーチの意味についてさらに詳しく学びたい方は、「【コーチとは?】意味や由来・役割・似た言葉との違いをゼロから徹底解説!」の記事を参考にしてください。

コーチの誕生は1941年のニューヨーク。小さな工房からのスタート。ブランド名の由来はハンガリーの町「コチ」で、世界初のサスペンション付き四輪馬車を製造した場所だ。この馬車は大切なものを運ぶときに使用され、「コーチ」という言葉自体に「大事なものを運ぶ」という意味を持つようになった。 pic.twitter.com/KsIp2McXrQ

— BELLE MONDE 上尾店 (@BELLEFAMME21) November 21, 2020

コーチングのメリット

「コーチ」という言葉の成り立ちや、言葉が意味を持つまでの過程はなんとなく掴むことができたでしょうか?

ここからは実際にコーチングを受けたり使ったりすることで、それぞれどんなメリットがあるのかご説明します。

新しい考えや気づき、発想を得ることができる

まず、コーチングを受けることで、今まで気づくことの出来なかったことや、考えもしなかったことに触れる機会を得ることができます。

「自分が何をしたいのか」や「到達したい場所」はどこかといった目標が、コーチとの発問を繰り返すことで、少しずつ整理されていきます。目標が定まれば、具体的にどうすれば達成できるのか、手順を考える段階に移ります。

手順も1人では考えが偏り、新しい発想に辿り着くことが難しかったりしますが、コーチと共に歩むことで、視野を広く持って取り組んでいくことができます。

一方コーチングをする側も、受け手の疑問やつまずきに対し、マニュアル通りの対応をするのではなく、その都度その場に合わせた対応が求められます。個々人に合わせた対応を積み重ねることで、これまでにはない視点でのコーチングスキルや、対応方法を得ることができるようになるのです。

主体的に動けるようになる

主にコーチングを受ける側のメリットになりますが、コーチングを受けることで、自分から進んで行動できるようになっていきます。

コーチングの現場で、コーチは「今はこうしなさい」や「それはしなくていいです」というように行動の決定はしません。コーチはあくまで受け手の目標達成までの道のりをサポートし、例え失敗したとしても、次に生かせるよう助言をするのが役割です。

悩んだ際でもコーチのサポートを受けながら、自分で決断し、起きた結果に対しても正面から主体的に取り組んでいけるようになるのです。

コーチの由来は、馬車からきているつまり、乗っている人を目的地まで送り届ける役目を意味しています決して馬車の漕ぎ方を教えることをコーチとは言わないのです

そう考えるとコーチをする人は何をすべきか?が明確になる

— Yuki|仕事術と暮らし (@yuki_marketing) August 9, 2020

ストレスが減る

コーチングを取り入れることにより、お互いの意見や考えが引き出され、コミュニケーションが円滑に進みます。

部下が何を考えているのかわからない。あるいは上司が自分の意見を全く取り入れてくれない。

コミュニケーションが一方通行の関係性では双方に不安や不満が溜まり、プロジェクトもなかなかうまく進みません。お互いがお互いの意見を尊重した上で、自分の考えも伝えることで、理解が深まることでストレスなく、物事が進行していくでしょう。

コーチングとティーチングの違い

コーチングとよく似た意味を持っている言葉に「ティーチング」というものがあります。どちらも研修会や本・実際の現場でよく比較され、どちらが正しいのかや、どちらが有効であるのかといった議論がなされてきました。

お互いにメリット・デメリットが存在し、適切な使い方ができるようになれば、高い効果が期待できます。

そこでコーチングとティーチングの違いや、使い分けについて見ていきましょう。

コーチングは「相手に決断を委ね、自発的な行動を促すコミュニケーションスキル」です。一方、ティーチングは「既にある答えを相手に教えるコミュニケーションスキル」であると言えます。

コーチングとティーチングの決定的な違いは、「答えを誰が出し、行動するのか」というところです。

コーチングとティーチングの使い分け

それでは、コーチングとティーチングはどのように使い分けていけば、受け手にも効果的に働いていくのでしょうか。

コーチングは基本的に1対1で行います。

人それぞれのペースや能力、成長段階に応じて適切に働きかけながら育成していくことが可能です。しかし、1対1を前提としているが故に、短時間で一斉に情報を伝えることには適していません。

また、受け手に考えながら行動してもらうため、成果が出るまでに時間を要します。

対してティーチングは、情報やスキルを同時に大勢に伝えることが可能です。決まりきっている手順や、導入の紹介には適しているかも知れません。

ですが、個人への対応を得意とはしていません。

伝えたことへの理解や、次にどのようにつなげていくのかは、受け手の能力に依存してしまいます。また、同じことを一斉に伝えてしまうため、1人1人の個性は生かされにくくなってしまいがちです。

一長一短のコーチングとティーチング

コーチングもティーチングも全ての場面で有効に働く万能のスキルではありません。何も知らない人に「考えて進めてごらん」と指導しても、基盤にするものがないので、詰まってしまうでしょう。

逆にある程度ノウハウが溜まった状態の人に「こうしなさい」といっては、発展の芽が摘まれてしまいます。

コーチングとティーチングを適切に使い分けることがコーチという立場には求められているのです。

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コーチングの誕生

「コーチ」や「コーチング」が現在でも使われているような立場や、意味で使われるようになったのはいつ頃からなのでしょうか?

「コーチ」という役割の誕生や、立場を確立するまでの変遷を見ていきましょう。

人に何かを指導する人のことを、明確にコーチと呼ぶようになったのはイギリスからだと言われています。19世紀のイギリス、オックスフォード大学の学生の収入源は、家庭教師でした。

そして家庭教師をしている学生たちは、自分の生徒たちを指導するために鞭を使っていました。現在では大問題に発展しかねないような指導法ですが、当時は当たり前だったようです。

さて、鞭を使い勉強を教えていた学生たちですが、馬を調教するかのようなスタイルであったため、皮肉を込めてなのか「コーチ」と呼ばれるようになっていきます。

何気ない外野の形容が、教育や指導の現場と「コーチ」という言葉が結びつくきっかけとなったのです。しかし、このままではコーチという言葉にポジティブな印象がありません。

「コーチ」と呼ばれ始めるようになった指導に関わる人たちですが、当人間で「コーチという呼び名は、自分たちの仕事の意味を的確に言い当てているのではないか?」と考えられるようになっていきます。

結果、「人を目的地に到達させるサポートをする」人を、正式に「コーチ」と呼び、コーチングも広まっていったといわれています。

コーチングは個人から組織へ

基本的には1対1での状況を想定している「コーチングスキル」です。テニスや卓球・陸上競技では、選手は試合中でもコーチから助言を受け、技術の向上を目指しています。

サッカーやバスケットボールといった集団種目でも、1人1人の課題に対し、コーチはその都度適切に働きかける役割が求められています。

しかし、時代が進みコーチングスキルが様々な場面で用いられるようになると、「コーチ」に求められる形は変化していきます。

コーチングにいち早く注目し、発展を遂げていったのはアメリカでした。1950年代、マネジメントの分野で「コーチ」という言葉が使われ始めます。

「選手の目的達成のためコーチがいるのであれば、組織でも部下の成長に役立つだろう」と考えられ、「マネジメントにおけるコーチ」という概念が生まれたのです。

マネジメントの観点からコーチングの研究が進み、組織の中のコーチや部下・後輩に対するコーチングが、約30年の年月をかけ、体系づけられて来ました。

日本におけるコーチングの発展

日本で企業や組織におけるプロのコーチの確立と、コーチングスキルの普及が始まったのは1997年です。コーチ・エィが日本初のコーチ養成機関として、コーチングを学ぶ「コーチ・トレーニング・プログラム(CTP)」の提供を始めました。

日本にビジネス・コーチングが普及し始めたころは、「人生をどう設計していくか」というテーマを扱う個人向けのコーチングに高い関心がありました。

コーチとして独立を目指す人が、個人向けのスキル研修を受けましたが、徐々にマネジメントスキルとしてのコーチングに焦点が当たるようになっていきます。そして次第に、企業でマネジメントを活用する人を皮切りに、教育や医療・士業・専門職など業種を問わずコーチングを学ぶ人が増えていきます。

結果としてコーチングは幅広い領域で独自に活用、展開されるようになっていくのです。

近年コーチングが注目されている理由

多岐にわたる業種で取り入られ始めているコーチングスキルですが、なぜここまで注目されるようになったのでしょうか?

なんとなく注目されているから取り入れるのではなく、具体的な理由を明らかにして来ましょう。

人生における選択肢が増えたから

近年、日本の働き方は大きく変化を見せています。副業の解禁により、1つの業務だけではなく、2つ3つの業務をこなすことができるようになりました。

またコロナウィルスの影響もあり、リモートワークが推奨されるようになると、従来の働き方が見直され、自由度が広がっています。働き方改革が進み、選択肢が増えていく中で、決断が迫られる場面も増えています。

どのように働き、どのようにこの先過ごしていくのか。1人で考え、納得できる答えを出すにはどうしても難しいことが多くなり、迷いが生じている方も多いのではないでしょうか?

1人では答えを導き出すのが難しい場面に出会った時、次に進むための助けとなる手段の1つが「コーチング」です。コーチと会話を重ねることで、自身の思いや考えを整理し、気付いていなかった部分や、見落としていたところを拾うことができます。

そして、広い視点から考えを深めた中で、自身で決断を下し、行動を起こすための支えとなるのが、コーチングの効果です。

働き方改革や、コロナウィルスの影響で大きな決断や選択を迫られる環境が増えた今だからこそ、コーチングに注目が集まっているといえます。

「自立型人材」の必要性が増したから

ビジネスの世界に限らず、求められている人材の質は大きく変化しています。

様々な技術が大きな発達を遂げ、「ICT革命」という言葉も叫ばれている中これまで通りのやり方や、過去の成功体験を活かすことが難しくなってきています。

世代間ギャップの一層の広がりや、多様な価値観が存在するようになり、指示命令型の方法では人は動かなくなってきてしまいました。また、変化のスピードがより一層速く、激しくなっている現代社会では、未体験の出来事や予想外の状況がいつでも起こり得ます。

積み上げてきた経験だけでは対応できない時、能動的に判断し、行動に移すことができる人材が必要となり、育成が求められているのです。

今後のコーチングに求められていること

時代とともに、コーチの意味合いや、コーチに求められる事柄は変化してきました。

今後のコーチングには、どのような役割や働きが期待されるようになっていくか、いくつかの視点からみていきましょう。

「クライアントは全体における1部」という視点

コーチングは1対1を基本として行い、個人の成長や変化を促すものです。

しかし、企業や組織内で行うコーチングでは個人の変化が見られても、成果や結果が目に見える形で出てこなければ、評価につながりません。

個人が成長していても、成長した先の能力が全体で求められている水準に達していなければ、組織としての結果を得ることはできません。組織としての結果を得るためには、所属する1人1人の成長を欠かすことはできません。

しかし、成長の度合いも組織の規模に見合ったとこまで引き上げる必要があります。個人とは、集団を構成する環境の1部であり、常に環境に影響を与え合う存在であるということなのです。

科学的な根拠に基づいていること

理論や手段が紹介されていても、実際どういった結果になっているのか明らかにならなければ、机上の空論です。コーチングにどのような効果があり、どのような成果が期待できるのか、科学的な根拠に基づいた解説をご紹介していきます。

効果的なコーチングや、コーチングを成功に導くコーチとクライアントの関係性についての研究にフォーカスが当たるようになったのは2000年代後半からです。

研究の歴史はまだまだ浅い分野ですが、加速度的に研究は進み、日々進化していっている分野なのです。

研究1:コーチングに成果をもたらすコーチとクライアントの関係性とは?

コーチングにおいて、コーチとクライアントの関係性の構築は非常に重要だということは、コーチであれば誰しもが心得る必要のあることです。お互いが信頼しあい、双方向のコミュニケーションが成立しなければ、成果が得難いというのは、イメージしやすいことだと思います。

コーチとクライアント間の望ましい関係性とは一体どういったものなのでしょうか?

2013年、アンソニー・M・グラントはコーチとクライアントに4度セッションを行い、コーチングの成功度を測定しました。実験を行う中で、クライアントがコーチとの関係性をどのように評価したか、以下の4つの観点から測定し、成功度との関係性を調査しました。

(1)コーチからの共感、思いやり、信頼、支援を得られていると実感する度合い

(2)コーチとの関係性への満足度合い

(3)クライアントが理想とするコーチとの関係との相違具合

(4)コーチが目的達成に焦点を当てていると感じる度合い

実験の結果、コーチングの成功度と最も関係性の高い要素は、(4)のコーチが目的達成に向かっていることを感じ取ることのできた際の関係性でした。

(1)と(3)の項目についても、コーチングの成功度に良い関係性にあるという結果が得られました。一方、(2)の項目についてはコーチングの成功に関係性はないという結果となりました。

結果から考えられることは、コーチングにおいてクライアントの目標設定とゴールを軸としたコミュニケーションの構築が非常に重要ということです。

コーチングに取り組む中で、コーチがクライアントに寄り添い、共感やあいづちを打つといったことは効果的な手法です。

しかしクライアントが満足する人間関係の構築ばかりに注力していても、コーチングの成功にはつながりません。時には本音をぶつけ、互いの問題点や課題を指摘することができるような関係性の構築が必要となってきます。

研究2:発問の種類はどちらのほうが有効なのか

コーチングの発問手法にソリューションフォーカス(SF)とプロブレムフォーカス(PF)のというものが存在します。

SFは「問題解決のための方法を3つ考えよう」といったように解決策に焦点を当てて発問します。対するPFでは「その問題はなぜ生じたの?」というように起きた問題に対して考察を深めていく発問方法になります。

キャサリン・ブラウンスタインとアンソニー・M・グラントが2016年に140名の学生に対しSFとPFの有効性について実験を行いました。

学生を2つのグループにランダムに分け、質問に答える形でコーチングを擬似体験し、以下の4つの項目について測定を行いました。

  • ポジティブ感情
  • ネガティブ感情
  • 自己効力感
  • ゴールへの進捗度

実験の結果、全ての項目でSFグループがPFグループよりも優れているということが明らかとなりました。
しかし、PFグループが悪いというわけではなく、どちらも効果的に働いていたが、SFグループの方がより効果があったといった表現が適切になるでしょう。

結果から、コーチには理論や事実といった客観的な観点からではなく、感情や認識などの主観的な観点と向き合う必要があるとわかります。

個人のその場の感情や思いを、その都度コントロールするスキルがコーチには求められているのです。

研究3:コーチングで得ることのできる効果は?

最後に多くの方が気になっているであろうコーチングを受けることの利点についての研究をご紹介します。

LSグリーンが2006年に発表した実験では、28名に対して10週間コーチングを行いました。そして実験前後で、以下の3項目がどう変化するのか測定をしました。

(1)目標達成に向けて努力する度合い

(2)幸福度

(3)目標達成が可能であるかの実感度

コーチングを受けていないグループとの比較結果は当然、コーチングを受けたグループが全ての項目で著しい上昇を見せました。

そして、本実験での大きな発見は、コーチングを受けたグループの変化が実験終了後30週経過しても、継続して確認できたことです。

コーチはあくまでもクライアントが主体的に考え、行動を起こすことができるようサポートする立場です。コーチングスキルも、クライアントの行動を規制や制限するようなことを成果として考えているものはありません。

コーチングを受けたグループは自ら考え、行動に移す経験が積み重なり、自己効力感などを高めることに成功したと考えることができます。

コーチングによりクライアントの目標達成に貢献するだけではなく、自己肯定感が高まり、ネガティブな感情を減少することが期待されています。
また、行動に移すことで成長を実感できたり、行動の先で他者とのつながりや日々のやりがいを生み、精神の充実感にもつながっていくのです。

心が整っているか、目標に向かって突き抜けられるかで得られる成果に違いがでます。結果を作り出す行動・判断・選択(決断)、これらがプラスに作用すればより高い成果を出ますし、マイナスに作用すると成果を妨げる要因となります。

メンタル面にアプローチできることも #コーチング の特徴です。

— きみ@伸び悩む人が成長する実践コーチング (@kimitsuka_coach) March 16, 2021

コーチングの歴史が詳しく学べるおすすめの書籍

最後により詳しくコーチングの歴史や成り立ちを知りたいという方におすすめの書籍を1冊ご紹介します。

「コーチングのすべて-その成り立ち・流派・理論から実践の指針まで」

本書はジョセフ・オコナーとアンドレア・ラゲスの共同出版となっている書籍です。2人はICC(国際コーチング連盟)の設立者で数多くの現場でコミュニケーションスキルやリーダーシップなどのトレーニングを行なってきた方です。

本書を書いた理由は「コーチングとは何ですか?」と尋ねられるたびに考え込まなければいけないことに気づいたからとのこと。

どんな人でも、コーチングは何かと理解できる本が必要だと思い立ち書かれた本書はコーチングを幅広い分野からそれぞれ詳しく解説されています。少し専門的で難しい内容も含まれていますが、疑問に対する答えが見つかると思いますので、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

まとめ:コーチングの発展の大きな流れを捉えて、今のコーチングを見つめ直そう

いかがでしたか?

「コーチ」という言葉には歴史があり、少しずつ意味合いは変化してきました。そしてその変化は今も起き続けています。

1つの考えに囚われることなく、常に新しい情報に触れ続け、自身も成長しながらコーチングを効果的に生かしていきましょう!

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