COACHING DOJO編集部
2021.05.01 / 19 min read
この記事の監修者
濱崎 翔吾(銀座コーチングスクール認定コーチ)
東京大学経済学部経営学科。心理学や心理療法、チームビルディングなどについて学ぶ。スタートアップ数社でのインターン経験、Youtubeでの情報発信経験を経て、ステラー株式会社にジョイン。現在はコーチングを通して多くのクライアントの目標達成を支援している。
コーチングの真価をわかりやすく伝え、みなさんのコーチングとの”出会いの場”を創出いたします。
「CoachEdの評判を知りたい」「料金や特徴を知りたい」「どんな人におすすめなのか知りたい」
CoachEdを受けることを前向きに検討しているけれど、こうした情報がないとなかなか一歩踏み出しにくい、という方は少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、CoachEdのコーチング習得プログラムの特徴や評判を徹底的に解説いたします。CoachEdの料金や、受けるまでの流れをご紹介するので、ご安心してサービスにお申し込みいただけるのではないでしょうか。
それではまずは、コーチングの概要から確認していきましょう。
コーチングとは?
CoechEdについて解説する前に、まずは「コーチング」という言葉の意味について簡単に簡単にご説明いたします。
コーチングの定義
コーチングの定義は様々であり、世界的に共通認識となっているコーチングの定義はありません。
まずは、日本の大手コーチングスクール・世界的に有名なコーチングスクールの設立者・名著などからそれぞれの定義を引用し、ご紹介します。
目標達成に必要な知識、スキル、ツールが何であるかを棚卸しし、それをテーラーメイド(個別対応)で備えさせるプロセス
coachAcademia より引用
コーチングとは、他者の能力、学習、成長を促進する技術である。
Downey,Myles.(1999) Effective Coaching.
コーチングとは、人々が生活の中で重要な変化を遂げるための強力な関係である。
「コーチング・バイブルー本質的な変化を呼び起こすコミュニケーション 第3版」より引用
コーチという言葉の本来の意味は“馬車”です。「人を目的地まで送り届ける」という馬車の機能が、「相手がなりたい姿になるサポートをする」というコーチングの機能と似ていることから、同じ”コーチ”という言葉が使われたということです。
”乗客が行きたい場所に連れて行く”という馬車のイメージを持っておくことで、コーチングの”なりたい姿になるサポートをする”というイメージが覚えやすいのではないでしょうか。
リーダーがコーチングを学ぶメリット
リーダーがコーチングを学ぶことには、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、リーダーがコーチングを学ぶ3つのメリットをご紹介します。
- 自立型人材が育成できる
- 生産性が上がる
- 部下の強みや可能性を引き出せる
自立型人材が育成できる
コーチングにより、行動を自発的に行う人材を育成することができます。上司からの命令や指示のみで動かしていると、人は考える事をやめてしまいます。
ただ答えを与えられるのではなく、自ら答えを考えて挑戦していく機会が与えられた人材は、主体的に取り組むことが当たり前になっていきます。こうした人材は、トラブルや予期せぬ事態が起きた際でも、冷静に対応できるようになるでしょう。
チーム・組織としての成長にもつながるため、自立型人材の育成は非常に大きなメリットだといえます。
生産性が上がる
リーダーがコーチングを学ぶメリットの2つ目は、チームの生産性が上がることです。
チームの生産性が上がるのは、一人一人の部下が自立型人材へと成長することに加え、上司と部下のコミュニケーションが改善することにも起因します。
コーチングでは双方向のコミュニケーションを重視するため、コーチングによりコミュニケーションの質や量が高まり、徐々に組織内にもコミュニケーションの輪が広がっていきます。これにより、部下が「生産性を高めるためにこうした方がいいと思っているけど、上司には言えない」と考えるような事態も減り、部下からも生産性を高めるための提案が得られるようになるのです。
お互いのことを理解することで、業務の分担や、工数の削減ができるようになり、全体の生産性の向上につなげることができます。
部下の強みや可能性を引き出せる
コーチングを通して一人一人の部下の考えや視点を引き出せるようになると、「誰にどんな作業が向いているのか」がより明確になります。
組織には営業が得意な人もいれば、書類作成やデータ管理が得意な人もおり、皆それぞれ何か強みを持っているはずです。
しかしコーチングではなく一方的に教育するような関わり方では、こうした個人個人の適性を見出すことは難しく、長期的には生産性を高めることができません。部下からすれば、不得意な分野に配置されてしまったことにより、モチベーションが低くなることも考えられるでしょう。
適性を見分けるにはある程度の期間を必要とします。コーチングを適切に行い、初期段階で適性を見出し、お互いにポジティブに仕事に向かえる環境を作り上げていきましょう。
コーチングスクールの選び方
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それでは次に、コーチングスクールの選び方をご紹介します。コーチングスクールを選ぶ基準は多くありますが、代表的なものは以下の通りではないでしょうか。
- スクールの特徴が、目的に合っているか
- 価格
- 期間
- 授業形態(オンライン or 対面)
- 講師のプロフィール
スクールの特徴が、目的に合っているか
コーチングスクールを選ぶ上で最も重要な点が、「スクールの特徴と、自分がコーチングを学ぶ目的が合っているかどうか」ということです。
様々な特徴のコーチングスクールがあり、
- マネジメント層向けのスクール
- 子育て向けのスクール
- プロコーチを目指す人向けのスクール
など多岐にわたります。
当然、目的に合ったコーチングスクールを選ばないと、講師や一緒に学ぶ仲間との相性も悪くなり、効果は半減します。したがって、「自分がコーチングを学ぶ目的がなんなのか」を明確にしておくことは非常に重要であるといえます。
その他、価格や期間・どのような授業形態か・どんな講師に学べるのか、といった要素も調べた上で選ぶことが大切です。
※ちなみにCOACHING DOJOでは、LINE@登録で”パーソナルコーチング”サービスを初回完全無料でご提供しております。
その他コーチングに関するダイジェストも随時更新しております。
CoachEd(コーチェット)とは
▲CoachEd 公式サイトよりキャプチャ
それでは、CoachEd(コーチェット)についての情報を見ていきましょう。
CoachEd(コーチェット)は、公式ホームページで以下のように説明されています。
CoachEd(コーチェット)は、「人を生かし育てるリーダー」になるための、コーチング習得プログラムです。
つまり、リーダーとして部下育成にコーチングを活かすための、コーチングプログラムであるといえます。
上記でご説明した「コーチングを受ける目的」に絡めるなら、部下を育成してメンバーの強みを引き出し、さらに結果を出せるリーダーになることを目的にした人に向いているといえるでしょう。
CoachEd(コーチェット)の3つの特徴
CoachEd(コーチェット)には、他のコーチングスクールとは異なる3つの特徴があります。以下の3つそれぞれについて解説していきます。
- アセスメントをもとにパーソナライズされたカリキュラム
- マンツーマン「以上」のサポート
- コーチングを受ける・学ぶ・実践する、の経験学習ループ
アセスメントをもとにパーソナライズされたカリキュラム
CoachEd(コーチェット)の1つ目の特徴は、アセスメントをもとにパーソナライズされたカリキュラムを受けられるということです。
受講生全員に同じコーチングプログラムを提供するわけではなく、アセスメントによって性格特性を判断した上で、自分に合ったカリキュラムを受けられるそうです。
アセスメントといってもただ単に性格診断をするわけではなく、
- 「感情のコントロール」
- 「人間理解」
- 「他者へ意見を伝える力」
といった側面から、その人の特有の課題を明らかにするのだそう。
私は、自分にとってネガティブなことが起きたときに、ネガティブな感情がうまれることは、自分が未熟であることを意味していると捉えていました。自分が「人として器が小さいこと」に落胆していました。
しかし、コーチングを学ぶ過程で「ネガティブな感情を抱くことは、人間として当たり前のことなんだ」という受け入れ方を知りました。ネガティブな感情が生じるのは人間として当たり前なことで、それを出すか出さないかをマネジメントしていくことが大切なのだという考え方は、大きなパラダイムの転換でした。
自分に落胆する必要が無いと気づけたことは、心の牢獄から解き放たれた感覚でした。
CoachEdより引用
リーダーとしての現場での課題感に合わせたトレーニングを受けられるため、現場での効果を最大化することができることが大きな特徴だといえます。
マンツーマン「以上」のサポート
CoachEd(コーチェット)の2つ目の特徴は、マンツーマン「以上」のサポートを受けられるという点です。
学びをサポートするトレーナーと、成長をサポートするコーチが、二人体制であなたの確実な変化に寄り添います。
CoachEdより引用
マンツーマン「以上」というのは、受講生1人に対して2人が担当するという意味です。コーチングの「スキル」習得と、「人格」面での成長を同時にサポートしてもらえるということだそうです。
他スクールでは、受講生数人に対して1人の講師・コーチがつくという場合もあるため、二人体制でサポートしてもらえるのは大きなメリットだといえるでしょう。
コーチングを効果的に行うためには、スキルだけでなく、コーチ自身の「自己肯定感」や「自己理解」といった「自己基盤」が必要だと言われています。コーチ自身が人間として成長を遂げなければ、クライアントを操作しようとしたり、相手を心から応援できないといった弊害が生じるからです。
その点、スキル面だけでなく「人格」面での成長にもコミットしてもらえるプログラムは魅力的ですね。
自分に対して嘘をつく癖があったのが、上手く向き合えました。大学生の頃から自身に小さな嘘をついてしまうのを課題に感じていたんです。誰しもが経験のあることだと思うのですが、つい大きなことを言ってしまったり……。僕はそれが苦しかったんですよね。
CoachEdではコーチがそうしないよう促してくれたので、回避できるようになったのが僕にとってはとても大きな変化でした。CoachEd より引用
コーチングを受ける・学ぶ・実践する、の経験学習ループ
CoachEd(コーチェット)の3つ目の特徴は、「コーチングを受ける・学ぶ・実践する、の経験学習ループ」です。
実際の1on1などでのコーチングの文字起こしとフィードバックなどを通じて自分のコミュニケーションの課題を客観視し改善に繋げることが出来ます。
CoachEdより引用
コミュニケーションの改善は、当然ながら単発のインプットで達成できるほど単純ではありません。「雑談をうまくする本」を一通り読んでも、1週間もたてばコミュニケーションは元どおりになってしまうでしょう。
同じように、コーチングスキルも無意識で行えるようになるまでに、実践を積み重ねることが必要です。「学ぶ→実践する」の流れで学習することで、スキルが血肉となっていくのです。
また、「コーチングを受けて」学ぶ点も特徴的だといえます。他スクールでも、受講生同士が相互にコーチングをし合うという形でコーチングを受けることは可能です。しかし、経験を積んだコーチから実際にコーチングを受け、その効果を身をもって理解できることは魅力的だと思います。
CoachEd(コーチェット)の料金
CoachEd(コーチェット)の料金は、547,800 円(税込)です。
かなり高額だと思われるかもしれませんが、コーチングスクールの相場では平均的だと言えるでしょう。コーチングを受ける金額も含まれていることも考えると、妥当な金額だといえそうです。
ちなみに、547,800 円(税込)という金額には以下のサービスも含まれているそうです。
- 3ヵ月間・12回のマンツーマン「以上」のセッション
- 一人ひとりにあわせた学びのカリキュラム
- デイリーログへのフィードバック/チャットサポート
- 実際のコーチングの文字起こし・フィードバック
他スクールの料金との比較
CoachEd(コーチェット)の料金は547,800 円(税込)ですが、CoachEd(コーチェット)以外のコーチングスクールの料金はいくらぐらいなのでしょうか。
以下に、主要なコーチングスクールの料金をまとめてみます。
銀座コーチングスクール
「銀座コーチングスクール」の認定コーチ資格は、「なるべく費用を抑えて資格を取得したい」という人におすすめの資格です。
費用:198000円
試験料:22000円
日本コーチ連盟
「日本コーチ連盟」で取れる最初の認定資格は、「日本コーチ連盟認定コーチング・ファシリテータ」という資格です。
費用:23万900円(基本コースと応用コースを一括で受講した場合)
試験料:2万5300円
CTI(Co-Active Training Institute)
「基礎コース(Fundamentals)」「フルフィルメント・コース(Fulfillment)」「バランス・コース(Balance)」「プロセス・コース(Process)」「シナジー・コース(Synergy)」の5つのコースからなるコアコースと、上級コースを受講することで資格を取得することができます。
費用:150万7000円
(一財)生涯学習開発財団
(一財)生涯学習開発財団認定コーチ資格は、日本で最も多く取得されているコーチング資格です。株式会社コーチ・エィ (COACH A Co. Ltd.)によるコーチング・プログラムを修了することが条件に含まれています。
費用:110万円
CoachEd(コーチェット)をおすすめできる人
Start up partners are working in casual clothes, discussing the ideas for new strategy of development.
それでは、CoachEd(コーチェット)はどのような人におすすめできるのでしょうか。
CoachEd(コーチェット)をおすすめできる人は、以下の3つがあてはまる方だと思います。
- リーダーとして部下育成を上達させたい方
- 自分がコーチングを受けながら学びたい方
- コーチングスキルを高めるだけでなく、人間としても成長したい方
一方で、以下のような項目にあてはまる方には、CoachEd(コーチェット)はあまりおすすめできないと言えるでしょう。
- リーダー/管理職ではない
- 予算がかなり少ない
- プロのコーチになるためにコーチングを学びたい
- コーチング学習にかけられる時間が非常に少ない
CoachEd(コーチェット)の評判
それでは、CoachEd(コーチェット)の評判について見てみましょう。
人に与える優しさがその人からやる気とか色んなものを奪うこともあるって昔は気づかなかった。そのせいで人間関係をダメにしたこともあった。魚を欲しがる人には釣り方を教えるを意識するようにして少しずつ改善されてきたけど、改めて優しさについて考えるいい機会になりました。#朝渋 #コーチェット
— おりちゃん (@XY0cZktEXsEdT7h) February 20, 2020
「優しい人」とは「力を与えるような関わり」ができるひと。つまり、その人に合った課題を与える事ができるひとしっかりと対象(その人)を理解した上で課題やハードルを課す事ができるひと。だからこそヒアリングが大切。
— じょーじ (@idakajoji) February 20, 2020
去年コーチェットでコーチングを通してコミニュケーションを学んだけれど、自分が考えていたコミニュケーションを言語化できてその後に活かせて、凄く良かったなと思ってる。CI制定とか人事制度とさ普段の人間関係とかあらゆる場面で応用できる人間の必須スキルに思えてきた。義務教育で学びたかった。
— わざわざ問う人 平田はる香 (@wazawazapan) February 15, 2021
このように、Twitter上でみられる評判は肯定的なものが多く、一方でマイナスな評価はみられませんでした。
もちろん不満を発信する人が少ないという可能性もありますが、肯定的な評価の多さやその内容から、金額以上の価値を感じている方が多いといえそうです。
まとめ:CoechEd(コーチェット)でコーチング学習を始めよう
いかがだったでしょうか。
CoachEd(コーチェット)は、以下のような特徴をもつコーチング講座です。
- アセスメントをもとにパーソナライズされたカリキュラム
- マンツーマン「以上」のサポート
- コーチングを受ける・学ぶ・実践する、の経験学習ループ
費用は547,800 円(税込)と平均的で、手厚いサポート内容を考えると妥当な金額設定だといえるのではないでしょうか。
公式ホームページに「受講生の声」が記事として多く掲載されているので、興味がある方はご覧になってはいかがでしょうか。
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